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2025.08.08

下地処理からコーティング施工までの流れを公開!

リボルト岡崎では、「ただ洗車してコーティング剤を塗布」することは致しません。

その方法であれば車両預かりも1日または2日で済むかもしれませんが、コーティング剤の効果を十分に発揮させることを考えた場合、私たちは十分ではないと考えるからです。

 

コーティング剤がもつ性能を100%引き出し、且つ効果を長期的に発揮させるためには「下地処理」が重要な要素となり、リボルト全店ではこの「下地処理」を大切にしています。

預かり車両の作業に関わる時間は7割が下地処理、残り3割がコーティング施工となっている点からも、下地処理の重要さがおわかりいただけるかと思います。

 

 

下地処理を疎かにする、または十分でないとどうなってしまうのか?

・ボディ上の油脂汚れや虫汚れ,雨シミなどをコーティング剤で包み込んでしまうため、コーティング後はそれら汚れが除去できません

・ボディ上の油脂汚れなどの上にコーティング施工してもコーティング剤がボディに定着しにくく耐久性が低下します

・「磨き(研磨やポリッシュとも言います)」を行わないため傷や塗装の曇りがそのまま残るほか、ボディ表面が平滑化されていないため塗装本来の色艶が発揮されません

 

十分な下地処理を行うメリットは?
・鉄粉やピッチタール汚れが除去されることによってボディ表面のざらつきがなくなり、平滑化されてスルスルになります
・油脂汚れや虫汚れ,シミが除去され、すっぴん状態になることによって、コーティング剤が強固に定着し本来の耐久性を発揮します
・「磨き」によって傷やケミカルで除去しきれないシミなどが除去され、塗装の曇りも除去されることによって、塗装本来が持つ色艶を引き出します

 

下地処理として、アルカリ性ケミカルや酸性ケミカルでの油汚れやシミ除去もSNSによって広く認知されていますが、ケミカルだけでは除去できないダメージも多々ございますので、「磨き」を併用することが重要です。

ただ、むやみやたらに磨けば良いというものではありません。塗装の厚さは有限であり、強く磨けばみるみる塗装膜厚が薄くなり、最後には塗装をめくってしまい剥げてしまうことになります。

リボルトでは「最低限の塗装の磨きで最大限の美しさをつくる」をテーマに高度下地処理技術【Revolt Adjust System】によって丁寧にボディを磨かせていただきます。

 

新車でも下地処理は必要?

以外かもしれませんが、実は新車だからと言ってボディ状態は完璧ではありません。
車両完成後、販売店に到着するまでモータープール保管、積載車やフェリーによる移動、新車整備センターによる作業等を経て販売店に到着します。
販売店では一部用品取付、洗車も1回か2回入ると思います。(現在は納車前の新車でも洗車機を通すケースがございます)

この間にどうしても傷が入ってしまう場合があります。また、車両の保管環境によってはボディに鉄粉が蓄積してしまっていることがあります。
この件につきましてはまた改めて記事にしたいと思います。

 


 

前置きが長くなりましたが、車両お預かり後、コーティング施工までの流れを解説致します。汚れに応じて個別対応する場合も多々ございますので、基本的な流れとしてご覧ください。

※下記の流れはリボルト岡崎の場合となり、他店舗とは異なる場合がございます。

 

STEP1 初期洗車

まずは足まわりから洗浄を行います。タイヤ表面を洗浄した後、ホイールの汚れに適したシャンプーにてホイールを洗浄致します。

スポンジでは洗うことが出来ない部位については各種ブラシ等を用いてブレーキダストを始めとする汚れにアプローチしていきます。

 

続いてドア開口部、給油口開口部などの洗浄を行います。

 

最後にボディの洗浄を行います。専用のシャンプーを用いて汚れを分解除去します。エンブレムやパネル間の隙間汚れについては汚れの度合いに応じたケミカル剤を用いて黒ずみ等を除去していきます。

 

STEP2  鉄粉除去

ケミカル剤によって鉄粉を分解除去していきます。鉄粉は経年車だけの問題ではなく新車でも鉄粉の付着がある場合が多々ありますのでしっかりと除去していきます。

※「リボルト・ライト(新車限定)」コースの場合、鉄粉除去はオプションとなります。

 

さらに鉄粉除去用トラップ粘土を用いて鉄粉を除去します。

 

STEP3  シミ除去

雨染みについては色々なアプローチの方法があります。雨染みの程度や付着部位によって酸性ケミカルによって除去する場合はこのタイミングで行います。

程度によっては後工程の磨きで除去できる場合がありますので、その場合ケミカル除去は行いません。

※「リボルト・ライト(新車限定)」コースの場合、雨染み除去はオプションとなります。

 

STEP4  マスキング

「磨き(研磨やポリッシュとも言います)」工程に移る前に、磨いてはいけない箇所へマスキングテープを貼り付けて養生をします。

マスキングテープは長時間貼り続けると糊痕が残る場合がありますので、先行してボディ全体には貼らずに磨きを行うパネル毎に貼り付け、磨き後は速やかに剥がします。

※「リボルト・ライト(新車限定)」コースの場合、磨きなしのためこの工程がありません。

 

STEP5  磨き

ボディの状態は1台たりとも同じものはございません。同じ車種でも傷の具合や曇りの具合も様々です。当然、車両メーカーや車種が違えば塗装が全く異なります(皆さんが想像する以上に塗装の艶,ゆず肌具合,硬さなど様々です)ので、車両1台1台に合わせて使用するポリッシャーとバフ、コンパウンドを選択し磨きを行います。さらに初期研磨,中間研磨,仕上げ研磨のように段階に分けて徐々に艶々ボディへと仕上げていきます。

※「リボルト・ライト(新車限定)」コースの場合、磨きなしのためこの工程がありません。

 

磨く部位に合わせて使用するポリッシャーも変更していきます。

 

細かな部位も磨ける箇所は磨いていきます。

 

STEP5  脱脂洗車

磨きが終了したら、コンパウンドを完全に除去するために再度洗車を行います。

※「リボルト・ライト(新車限定)」コースの場合、磨きなしのためこの工程がありません。

 

隙間に入ったコンパウンドもしっかりと除去していきます。

 

最後は純水で洗い流します。純水に関してはこちら(「専門店は水にもこだわります」)の記事もご覧ください。

 

STEP6 コーティング施工

洗車後の水が完全に抜けたらコーティングを行います。施工時の温度,湿度によって硬化度合いが変わってしまうため、施工前に空調を制御して最適な環境を整えます。

コーティング剤塗布後は即硬化が始まるため、パネル毎もしくはもっと狭い範囲でコーティング剤の塗布と拭き上げを繰り返していきます。「リボルト・プロ」は2層のため2種類の溶剤を、「リボルトプロ・エクストリーム」は3層のため3種類の溶剤を塗布してしっかりと硬化させていきます。

※各種コーティングコースによって使用する溶剤は異なります。

 

カーボンやマット塗装部分への施工可能です。過度に艶が増してしまうことはなく殆ど艶の変化はありませんが、ほんの少しだけしっとりとした風合いを感じるかもしれません。

 

グリルのメッシュ1つ1つまでコーティング剤を塗布し、拭き上げていきます。

 

ライト類やグリル、ミラー下やフェンダーモールなどの無塗装樹脂(未塗装樹脂)へのコーティングは標準付帯となりますが、唯一カウルトップとワイパーアームのみオプション設定となっています。

下記写真の部分がカウルトップとなります。

 

LEDパネルライトを用いて拭き残しのチェックを行います。

 

最後にボディの内側であるドアヒンジや給油口、リアゲートなどへもコーティング剤を塗布します。

使用するコーティング剤はトップコート1層、「リボルトプロ・エクストリーム」の場合はトップコートとオーバートップコートの2層を施工致します。

 

ボンネットの内側へも施工し、拭き上げていきます。

 

STEP7 完成

最後に内装の軽清掃をして完成です。ホイールコーティングや窓ガラス撥水加工、シートコーティングなどインテリアの施工依頼をいただいた際は+αにて作業をさせていただきます。

 

いかがでしたでしょうか?

新車および経年車に関わらず、下地処理を行った上でコーティング施工をおこなうことの重要さが少しでも伝われば幸いです。

1台1台真心こめて丁寧に施工させていただいております。お預かりのお時間は少し長めとなりますが、ご満足いただけるよう仕上げさせて頂きます。

ご興味があるお客様は是非、お気軽にお問合せくださいませ。

 

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